経営学の元になっているのは武学
武学を現代化したものが「経営学」 です。
経営戦略
ターゲット
など、軍事的な言葉がそのまま使われているのはそのためです。
つまり、
武学を学べば、経営はわかりやすくなる のです。
「武学」は「戦争学」が元祖です。
「戦争学」
↓
「軍学」(国家経営学)
↓
「政治学」(軍師学)
↓
「経済学」(組織学)
と、その組織の規模が小さくなっているだけです。
武学も経営学も、根本的な考え方は同じ心理学 です。
元々はシンプルなものですが、
そこから現代では派生して、
マーケティングやキャッチコピーなどなどのいろいろな考え方に分岐しています。
やり方は無限にあるのであり、
根本的な考え方を理解しない限り
やり方に執着してしまいます
ですが、やり方は「選択」するもので、ひとつだけ、ということもありません。
選択するひとつは、環境の変化によって変わっていきます。
例えば、
少し前まで「ミクシィ」(SNS)が大流行でしたが、今はフェースブックなどに変わってきています。
変化は大きく早くなってきています。
武学の根本は、 「人と関わること」 です。
関わりの中から、見えてくるものがたくさんあります。
経営とは経済を営むこと
経済を営むことが経営です。
元々、日本語として使われていた「経済」は「経世済民」という言葉です。
経世済民とは、
世を經(おさ)め、民を濟(すく)うの意味です。
「世を經(おさ)め、民を濟(すく)うための事業を営む」ことが「経営の意味」です。
中小企業庁がまとめた、1980年~2009年に創設された企業の創設後経過年数ごとの生存率の平均値を示したグラフは次の通りです。
10年後には約3割の企業が、
20年後には約5割の企業が、
倒産・撤退していることがわかります。
逆に、企業存続の代表的な要件は次の通りです。
①経営者が「明確なビジョン」を打ち出している
→自社が何を目指しているのかが、経営理念として掲げられているかどうかだけでなく、社員一人ひとりにそれが浸透しているかどうかが大切
②自社のコアコンピタンスを認識し、そこに資源を集中投下している
※コアコンピタス:企業の活動分野において「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」「競合他社に真似できない核となる能力」の事
→「攻めるべき分野」に資源を集中し、自社の事業ドメインを早い段階で確立することが、企業の成長につながり、存続率を高める
つまり、
誰にどんなお役立ちをし、どんな世の中にしたいのか?
そのために、何に集中するのか?
が大切です。
経営に関する体感ワーク
重力による位置エネルギーの公式があります。
重力による位置エネルギー(U)=質量(m)×重力(g)×高さ(h)
U=mgh
経営視点で見ると、質量は「場所(場)」、重力は「経験値」、高さは「抽象度」と言い換えることができます。
今いる場所や、経験値はすぐに変えることは出来ないかもしれません。
ですが、抽象度を上げることはすぐにできます。
例えば、
「私は私のためだけに会社を経営します」
と
「私は全人類のために会社を経営します」
とで立ち腕相撲をした場合、
「私は全人類のために会社を経営します」といった人の力が強くなります。
※動画の中でワークをしていますご覧ください
抽象度とは、意識をどこに置くか?ということです。
どんな想いで仕事をするか?
つまり、
自分のためだけなのか
家族のためなのか
地域のためなのか
日本のためなのか
世界のためなのか
どの視点で仕事をするか、ということです。
もちろん、自分から世界へと徐々に段階を上げていくこともできます。
ですが、経営者としてはどうでしょう。
社長が、自分のためだけに稼ぎたいと言って、喜んで協力してくれる人がどれだけいるでしょうか。
この話は、社長だけに限りません。
もちろん自分も家族も大事ですし、全世界の人も家族で仲間で大事です。
最初からそれを体で表現することは難しいかもしれませんが、想うことはできます。
「自分は全世界の人を大切にする」と主体性を持って決めること。
決めることで見えてくる世界があります。
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